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二月二十五日より始まり、いつ終わるかわからない日々の記録です。良かったら読んでやってください
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2008/04/02 (Wed)
今日は博物館実習の受け入れ先に提出書類を持って行きがてら挨拶に行ってきた。
受け入れ先はゼミの夏合宿に参加した方にはおなじみの碌山美術館。夏以来久々に行ったけどやっぱりいいところだね(^^)
木造丸太作りの休憩所兼お土産屋の「グズベリーハウス」には、薪を入れるタイプの暖炉がまだ現役で動いていて何だかほっこりした気持ちになった。こういった古きよき雰囲気があふれているのが、この美術館で実習を希望した理由でもあるのですよ☆ミ

前回は大人数で行った関係上、あまりゆっくり見れなかったんだけど、今回は私を含め3人しかいなかったのでゆっくりと見て回ることが出来た。
今回気になったのは戸張弧雁作の『虚無』という彫刻。悲壮な表情を浮かべて座っている老人の作品なんだけど、私にはそれが生気のない表情というよりかは「絶望」している表情に見えた。何というか、虚無感というより「絶望」という苦しみの感情が表れているような気がした。

後もう一つ気になったのは、荻原碌山の『銀盤』という彫刻。銀のトレイの上に首が横たわっている作品なんだが、ここであることに気がつく人がいると思う。そう、オスカー・ワイルドの『サロメ』を連想するよね。
確か、これは前に先生が授業で取り上げたような気もするんだけど、実際に見てみると「あぁ、サロメだ」って改めて思う。もし、タイトルが『銀盤』じゃなかったら旧約(新約だっけ?)聖書の『ユディット記』のユディットかとも思うような、興味深い作品。
図録を買ったんで、資料室に置いておこうと思うので興味のある人は読んでみて下され。

展示室には作品のほか、碌山の年表もあったんだけど、彼も最初から彫刻家を目指していたわけではないらしい。
キリスト教にはまってみたり、紡績工場に勤めるために家出して連れ戻されたりした末に、ロダンの『考える人』を見て感激して彫刻家を目指したみたい。
じゃぁ、もし碌山が『考える人』を見ることがなかったら、彫刻家「荻原碌山」は存在しなかったのかな?ちょっと興味深い。

勿論、子供の頃からの夢をかなえるために一直線に進んでいく人もいると思うのだけれど、人の人生なんてものはこういった紆余曲折を重ねながら、ほんの些細なことがきっかけで決まっていくんだと思う。
迷いながら 悩みながら 悔やみながら 決めればいいさ っていう歌もあるしね。
年を重ね、いろんな人と出会い、様々なことを経験することによって、自分自身のことがどんどんわかってくる。
いろんなことに顔を突っ込んで、多くのことをやってみようと思ってる。それに、遅い早いなんてないはず。
だからあまり焦らず、のんびりと構えていようかなぁと思う。明日は明日の風が吹く。
他の奴はどう思うかは知らんけど、私はこんな感じで行きますよ☆ミ
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無題
俺芸術的センスはないからあそこの作品については全然わからんけども、あの美術館の雰囲気は好きだ。綺麗だよなぁ。
あ、肖像画の館は俺でも楽しめたかな。
テトラ 2008/04/02(Wed)21:54:55 編集
テトラさん
あそこは散歩に行くだけでも十分価値がある場所。
地元だからってことであんまり行かなかった事が悔やまれるね。
Javn-har 2008/04/03(Thu)08:46:31 編集
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