なんだかなぁもう(ーー;)
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今日は合計3つの小説の発表を聞いた。
一つ目は横光利一の『機械』という小説。主人公「私」の身の回りで起こることを「私」の視点で語っていき、最終的に自分自身がわからなくなるというなんとも奇怪な内容で、もちろん非常に読みづらい(ーー;)
「この主人公は脳がやられてるんですかねぇ」という幹事様のご指摘、非常に的を得ていると思います(笑)
それでも、発表者の方々は頑張って発表してたんだからすごい!!!
皆お疲れさまー(^^)
二つ目は泉鏡花の『高野聖』。信州と美濃を結ぶ飛騨の山越えをするときに魔法を使う怪しげな女にあった坊さんの話。
読んでて、この夏に白川郷に行ったときにルートが思い出されて何か楽しかった☆彡タイムリーな場所で「ひぐらし」って単語も出てたしw
この女、人間を動物に変える魔術を使うんだけど、もしかしたら途中で出てきた大蛇や大蛭もそうだったのかな?だとしたら、何に変えるかどうやって決めてるんだろ???
いずれにせよ、「魔術を使う女」という事で来週のマンクとの比較対象に使わせてもらいましょう(^v^)
三つ目は坂口安吾の『桜の森の満開の下』。嫁さんをさらってきた山賊がその女に翻弄され、満開の桜の下で不思議な最後を迎えるというお話。
最初読んだとき、「これなんて世にも奇妙な物語?」って思ったんだけど、発表者の方や先生の解説を聞いてなかなか味わい深い話だと思った。「孤独とは何ぞや?」とかね。
どうしても気になったのは、「桜の木の下は恐ろしい場所だ」という設定の元ネタ。
鎌倉時代に西行法師が「願わくば花(桜)の下にて春死なむ」という俳句を残してるから、桜が恐ろしいものだと認識されたのならばそれ以降から花見の風習が始まったという江戸時代前のはず。
やっぱり何かしら桜を恐れていた風習があってそれを元ネタにしたのか、それとも坂口安吾の想像なのか、想像だとしたらどうしてそんな設定にしたのか、どうもはっきりせんのよなぁ・・・。
とりあえず来週は発表地獄なので、それがひと段落したら桜の謎についてちょっと調べてみようかな。
何にせよ今日は発表者の皆様お疲れ様でしたー☆彡
来週は自分の番なんで、恥かかんようにちゃんとした発表にしなければ!!!
桜はあのえもいわれぬ淡い肉色とその美しさが悪の要素を持ってるんじゃないかなと個人的に思ってます。「悪=美しい」という図式の逆転。俺も桜の花のように最後には美しく散りたいものだ。
ま、どっちも資料に寄らないただの個人的考えですがね。
論理的に読むだけでなく、主観的に読むことも大事だよね☆彡
俺は発表に対する意見を結構主観で言ってるから発表者を困らせるんだよ(ーー;)