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2008/02/04 (Mon)
レポートの関係でミハイル・バフチンのテキストを読んでます。
バフチンていう人は、ロシアの文芸学者で、「テキスト」とか「ことば」について問題提起をした人なのね。
ちなみに、彼のテキストはすっごく難解・・・。なぜなら、草稿の段階のものしか残っておらず、体言止めが多用されていて文章の形になってないものが多いのと、具体例がほとんどなく、抽象的な内容しかないからなのね(^^;)
まぁ、そんなもんについて2800字も書かなきゃならんわけだが、そのなかで一つ面白いフレーズを見つけたのだ。
「第三の人間」っていうフレーズなんだけど、これ、なんだと思います?

バフチンによると、発話の作者(第一の人間)は、その受け手(第二の人間)のみならず、至高の上位の受け手(第三の人間)を少なからず意識しているらしいのです。
で、「第三の人間」っていっても、生物的な人間を指すんじゃなく、「言葉の一人歩き」を指すらしいのです。
つまりは、そういった「言葉の一人歩き」を避けるために私たちは発話する際に自己検閲をするんだって。
俺は今まで、自己検閲をするのは、ただ単に発話の相手に誤解させないために行なうのだと思ってたんでこれは新説だった訳ですよ

で、バフチンとは違うんだけど、ひとつ気になったのは、このように自己検閲をしたにもかかわらず、相手に誤解された場合、その罪はどっちにあるのかって事。
検閲が足りなかった話者?それとも間違って受け取った受け手?
もっと具体的にしましょう。例えば、自分は冗談で言ったのに、相手はそれを本音だと受け取ってマジ切れされた場合、自分は「冗談で言ったのに何マジ切れしてんだよ(-_-#)」と怒っていいのでしょうか?
さぁ、皆さんは悪いのはどっちだと思います?裁かれるべきは、どっち?
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無題
二者択一だとしたら、冗談でも言ったほうじゃないですかねぇ。
たまに自分でやっちゃって猛反省することがしばしば・・・。

「冗談もわかんねえのか」って言葉は自分の価値観を押し付けてるように聞こえるな。
テトラ 2008/02/04(Mon)23:06:27 編集
テトラさん
なるほどねぇ。
ちなみにこれはつい最近あった実話で俺は言った方w

確かに価値観を押し付けるように聞こえるかもしれんが、いつもならわかってくれると思って言ったわけだからねぇ。流石にマジ切れしなくてもいいだろっていうのが俺の意見。キレちゃったらどっちも不快なまま終わるじゃんw
Javn-har 2008/02/04(Mon)23:34:19 編集
無題
そういう誤解こそが「言葉の一人歩き」なんでない?
読み手によってテキストの意味が必ずしも発信者の意図通りに伝わらないっていう意味で。まあ読んだことないから聞いた感じだけで言ってんだけども。

まあ、じっさいに誤解で喧嘩になったら言い出したほうが責任持つ世の中だと思うYO。だからいろんな失言した人が謝罪会見するんだし。
Y田 2008/02/05(Tue)01:21:52 編集
Y田さん
うん、多分そんな感じであってると思う。
全く、世の中ってめんどくさいね(ーー;)
Javn-har 2008/02/05(Tue)04:46:45 編集
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